ご覧頂きましてありがとうございます。 この度出品致しましたのは男物の麻織物夏着物でございます。 時代はおそらく大正明治前後でしょうか。 （主観では江戸までありそうに感じますが正確ではございません） タイトルにもございますように、 両肩の襤褸加減が素晴らしくございます。 麻の破れていそうで破れていないしなやかな力強さ、 そしてその掠れから覗く藍染め木綿の美しさは 古い品にしか持ちえない時の重さを纏っております。 お品物は掠れた古布襤褸でありながらも、 風が通り抜けるような麻織物ゆえ 凛とした清らかさえ感じるようでございます。 お品物の肩の掠れ具合から 大切に着用していた様子が伺われます。 まさに清貧の美しさでございます。 長い時を経たお品物ではございますが どうぞ令和の時代にもう一度ご覧になり、お役立て下さいませ。 生地感は目の細やかな繊細な麻地とは趣が異なり ざっくりしており自然由来の素材ならではの 節のあるやや硬めの生地感でございます。 張り感があり生地にはまだまだ力がございます。 またお色はおそらく藍染めかと思われますが、 着物全体が色さめしグレー色に近くなったように思われます。 （主観になり正確ではございません。参考程度とお考え下さい） お品物は譲り受けた当時のままの状態でございます。 長期保存により強めの畳ジワございますが 現状でのお渡しとさせて頂きます。 サイズ 身丈 127cm 裄丈 62.5cm 袖丈 50cm 袖幅 31cm　　 後幅 29cm 藍染め木綿居敷当て付き 多少の誤差はお許し下さい 出品にあたり自然光の下で撮影しました。 青色は実際のお色を写真に収めるのが難しく なかなかお色を写し出せずにおります。 どうしてもお色が鮮やかに写ってしまいます。 また光源や光の当たる角度によりお色が違って見えます。 お色の編集調節は致しておりません、 お使いのパソコン携帯タブレットにより 実物と写真のお色が若干違うこともございます。 ご了承願います。 他にも貴重なアンティークの藍染木綿 江戸明治期前後と思われる道中合羽などを 出品しております。 お品物は小さく折り畳み発送させて頂きます。 畳ジワができますことをご了承下さいませ。 古布の麻織物はハギレでも高価でございます。 貴重なお品物にて、こちらの価格にて どうぞよろしくお願いいたします。